Happy Worker
vol.8

堀口さん

(株式会社松源 内原店)

温かい人の繋がりから広がる可能性

温かい人の繋がりから広がる可能性

仕事と子育ての両立からやりがいへ

子どもが病気になり一旦仕事をやめたものの、働きたいという思いがずっとあったという堀口さん。病状が落ち着いた頃、子どもが小学校に行っている間に働こうと思い、自宅近くの店舗に4時間勤務のパートで採用されたのが松源との出会いでした。3店舗と本社を経験し、平成27年8月から初の女性店長として活躍しています。「お店の仕事がとても楽しいです。良い状態で買ってもらうにはどうしたらいいか、そうしたことを考えるのが楽しいですね」と堀口さん。お客様との対話を常に大切にし、日々、部門担当者とともに売場の配置や商品の陳列、品揃えの見直しをしています。「“おいしかったよ”と言ってもらえたときにはとても嬉しく達成感が得られます」。お客様や従業員との関わりを楽しみに、毎日やりがいを感じながら店舗づくりに励んでいます。

周囲の気配り、心配りが前に進む原動力

仕事が忙しくなり、子育てにも奮闘する中で、励みになったのが上司や同僚からの言葉。「本当にみんなが声をかけてくれます。会長も社長も“お客様はもちろん大事だけど、一番大事なのは君たち従業員とその家族だよ”と言って、家のこと、子どものこと、体調のことなどいつも声をかけてくれます」。サポートしてくれる会社のためにも、きちんと長く働くために努力したいと気持ちを新たにしたそうです。また、「主人や子ども、実家の両親が応援・協力してくれて乗り越えられた部分も大きいですね」と堀口さん。そんな周りの支えがあったからこそ、店長に任命されたときも迷わず決心。「みんなの応援が心強く、頑張る源。自分はそれに仕事で応えていきたいです」と感謝の気持ちを胸に、これからもみんなと一緒にお店を良くしていきたいと意欲にあふれています。

考え方一つで変わる日常

4時間勤務のパートで入社したときは、仕事のこと、子どものこと、家事のこと、どれも完璧にしなければならないと思っていたそうです。「7時間勤務のパートになってもそのままの気持ちで続けていると、クタクタで。これは無理だと思って、力を抜くようになりました」。ポイントを押さえれば良いと割り切ったことで、忙しくなっても時間の配分がうまくできるようになったそうです。このような経験もあって、今、仕事と家庭の両立のことで悩んでいる従業員に対しては、「自分も状況に慣れてくるし、子どもは大きくなるし、すぐに仕事をやめるという判断はちょっと待ってみてもいいんじゃないかな」とアドバイス。「仕事を辞めずにずっと続けていくことは、子育てが一段落して今までを振り返ったときに、すごく大きな経験として自分の糧になっていることに気づくと思います」と話してくれました。

掲載日:2016年3月28日