現状に満足せず夢に向かってステップアップ!
生まれ育った場所で仕事と家庭を両立
女性が働きやすい職場要素のひとつが、育児休業などを気軽に利用できる子育てしやすい環境。「結婚や出産は、誰にとっても大きな転機。仕事はもちろん、家庭も子どもも、今の私にとってなくてはならないものです」。そう話すのは、株式会社タカショー総務部の畑中さん。2004年9月に入社し、現在キャリアは10年。生まれも育ちも海南市で、子どもの頃から同社の名前には聞き馴染みがあり、帰省後に地元の求人紙を見て応募したのがきっかけだったと言います。「もともとはパートタイムでの採用。強いキャリア志向があったわけではないのですが、働くことが好きで、その姿勢が買われたのだと思います」。翌年、正社員として勤務。給与計算や社会保険の手続きといった労務管理から、接客対応、備品管理まで、みんなが働きやすい環境づくりに励んでいます。
両親たちの理解と協力が夫婦の大きな力に
総務として、社内の人とのコミュニケーションを大切にしながら、各部署内での業務を円滑に、かつ安心して働ける環境を提供する畑中さん。プライベートでは結婚と2度の出産を経験し、主婦としてもお母さんとしても、忙しい毎日を過ごしています。「自分の母親も外で働いていた人なので、私にとっては共働きが普通。主人がサービス業なので多少の生活リズムのずれはありますが、家事などはやれる方が分担。子どものお迎えなどは、主人と私のお母さんがそれぞれ手伝ってくれています」と畑中さん。家庭生活においてご主人とは対等であり、お互いが尊重し合える関係だと話します。「私たち夫婦にとって両親の協力が一番の支え。両親たちの理解と助けは、本当に心強く、安心して働くことができます」。
日々成長できる家庭と職場環境に感謝を
現在、畑中さんの勤務時間は午前8時半〜午後7時前後。「8人の部署ですがそのうち5人が女性。上司は男性ですが、仕事も家庭も当たり前のこととして理解してくれているので、職場の雰囲気にも問題はありません。逆に、仕事が好きすぎる私を心配してくれています(笑)」。子育てしやすい環境とは、産休や育休が制度として当然のように使える実績とサポート、そして何より、周りの人の思いやりがつくり上げてくれるものだと、畑中さんは言います。「お互いさまだからとフォローしてくれる気持ち。職場でも家庭でも、常に自分自身がステップアップできる環境に感謝し、どこまで成長できるのか、試してみたいですね」と、目指すは社会保険労務士の資格取得。現状に満足せず、目標に向かって輝き続けます。